どうもぱんこです☆
今回は医療費の節約のお話です🐼
2、3種類の成分を1つにしたお薬である合剤の魅力について今日はお伝えします。
以前、医療費の節約にジェネリック医薬品がお得であることはお伝えさせていただきました。
実は他にもお得な薬というものが存在しています。
それが合剤です。
【目次】
合剤がお得なのはなぜ
金額が安くなる
合剤になると金額が安くなります。
🎋例1)
血圧の薬A 43.4円+血圧の薬B 116.2円 (計:159.6円)
→ 血圧の薬合剤 116.6円
上記の例では2種類の血圧の薬を1つにまとめたお薬です。
上記の例では金額がそれぞれだす場合の73%に削減できています。
ここでもう1つ金額を抑えるのに重要なことがあります。
基本的にジェネリック医薬品を使用するのですが、組み合わせは高いものを組み合わせた方が安くなります。
🎋例2)3種類の成分を飲んでいる場合
糖尿の薬A 156円/1日あたり
糖尿の薬B 19.8円/1日あたり
糖尿の薬C 339円/1日あたり
→A+Bを合剤へ 155.2円 +C 339円 計:494.2円
Aを同じ効能のA’に変更 155.4円
→A’+Cを合剤へ 395.6円 +B 19.8円 計:415.4円
金額が安いものどおしの組み合わせるより、高いものを組み合わせる方がとくであることがわかります。
合剤自体が特であることと組み合わせが数種類考えられる場合は高いお薬を組み合わせるとより患者さんが特をします。
飲み忘れが防げる
基本的に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の病気にこのように2種類以上を合体させた合剤があります。
またこれらの生活習慣病は単体でなくほかの病気もいっしょにかかることが多いです。
生活習慣病病については薬を長期で飲み続ける必要があり、ずっと飲み続けるには忘れないように飲むことが重要になります。
種類が多くなると飲むことが大変となり、忘れてしまう可能性が増えます。
それぞれの病気で合剤を使用することで、飲むお薬の数が減り患者さんの負担を減らすことができます。
飲み薬だけでなく目薬や吸い込んで呼吸を楽にする吸入薬など手間がかかるお薬も合剤はあります。
手間がかかるお薬についてもやはり合剤としてしまえば毎日使用する患者さんにとってはかなり手間が削減できるます。
まとめ
お薬代金、飲み忘れ両方を防ぐのに大きな役割をはたす合剤はいい薬だと思います。
医師に合剤はないですかと聞いてみてください。
ぱんこの病院では薬の使用が多い診療科に合剤のリスト表を渡してできる限り合剤を使用いただけるようにしています。
薬剤師も患者さんが入院した際にお薬の整理をその時にしてあげてください。
以上ぱんこでした☆
またお会いしましょう🐼