お金

【医療を受ける全ての方へ】この国を皆で救おう!!ジェネリック医薬品で節約!

どうもぱんこです☆

今回は医療費の節約のお話です🐼

薬剤師であるぱんこから医療を受ける皆さまに切なるお願いがあります🙇‍♂️

ジェネリック医薬品のある薬については必ず、ジェネリックを選択してください。

絶対に先発医薬品でないと嫌な人にも魔法の言葉を教えます。

『AGでください!』

損はさせません。

この言葉だけ覚えておいてください。

[目次]

ジェネリック医薬品を強くすすめるのはなぜ

日本の現状と将来

日本は素晴らしい国民皆保険があるおかげで、国民が安心して医療を受けれるようにしています。

これがこのままでは破綻します。

今、医療費の自己負担は75歳以上は1割、70歳から74歳までは2割(ただし現役並みの所得者は3割)、この年齢以外で6歳以上は3割負担となっています。

内閣府からの資料ですが、今後の高齢化率を表すグラフが下記です。

高齢者が増え、今後働く世代が1人で1人の高齢者を支えないといけない時代やってくるのがわかります。

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/gaiyou/img/z1_01_02.gif

自分自身のこともですが、将来自分の子供達がその時代にhappyに暮らせるでしょうか?

高齢者はとにかくいろいろな病気が合併します。

飲んでいる薬の種類も多種多様です。

そこで政府は対策を考えました。

その1つがジェネリック医薬品の推進です。

ジェネリック医薬品とは

先に開発された医薬品(先発医薬品)は特許20〜25年あります。

その特許が切れた後に、別の会社が同じ有効成分を使い製造販売する薬のことです。

代表的な薬をジェネリックに変更したら

高血圧
20,400円の差 (代表的な1日1回の薬を1年間飲んだ場合)

糖尿病
22,100円の差 (代表的な1日3回の薬を1年間飲んだ場合)

脂質異常症
25,100円の差 (代表的な1日1回の薬を1年間飲んだ場合)

いかがでしょうか。ちなみに上記は各々の病気で1種類薬を変更したときです。

高血圧も糖尿病も1種類だけで治療ができることはほぼありません。

1つの病気で3種類くらい薬を使い、かつ糖尿病のある人はセットで高血圧も脂質異常症もある人が多いです。

金額がやばいことになることがわかります。

2011年の財務省の報告によると、医療費は現在36兆円、そのうち薬剤費は8兆円です。

これをすべてジェネリックに変更すれば1.7兆円削減できると言われています。

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ジェネリック医薬品は同じ効果なのか

効果は同じなのかという疑問がでてきます。

これ言ったらまずいかもしれませんが、あえて言います。

≒(だいたい同じ)だとぱんこは思っています。

けっして全く同じとは思っていません。

理由は2つ

添加剤の違い

薬の効果は口から飲んで腸から吸収され、血液にのって神経や臓器で効きたい効果がでる過程があります。

有効成分が同じで同等である試験を行なっているとはいえ、添加剤の違いから腸から吸収するまでの過程が若干異なります。

これが患者さんが速く効いて欲しいと思っている薬(痛み止めなど)ほどその若干の違いで前の薬の方が効いたと患者さんは思ってしまいます。

多いわけではないですが、添加剤の違いで完全に効果が落ちている薬も存在しています。

その効果の違いをきちんと調べ、より品質のよいジェネリック医薬品を選ぶのが薬剤師の仕事の1つです。

プラセボ(思い込み)効果というものがあります。

先発医薬品(優れた薬)、ジェネリック医薬品(劣っている薬)という患者さんの思い込みにより効かないといったものです。

これはけっこう馬鹿にできません。

新薬の臨床試験の結果でも、薬と薬に見せかけたまがいもので比較した際に、けっこうまがいものが効果があるように健闘していることが多々あります。

いかに薬の効果が患者さんの気持ちに左右されているのかがわかります。

この上記2点を解消するために品質のきちんとした薬を薬局に採用し、患者さんに効果を信じてもらうためにきちんと説明することが薬剤師の大事な仕事だと思っています。

ジェネリック医薬品を作っている会社によっては、先発医薬品より錠剤の大きさを小さくして飲みやすくしたり、水なしでも飲める、苦くないように工夫をする患者さん思いの会社もあります。

それでもどうしても先発医薬品がいい人におすすめしたいのがAG(オーソライズドジェネリック)です。

通常のジェネリック医薬品はほかの会社が有効成分は同じで、薬本体を似せて製造します。

AGは先発医薬品を製造している会社が、自分の子会社などに製造方法や添加剤まで同じで作る技術などを提供します。

先発医薬品と全く同じだけど金額が安い薬だと思ってください。

全ての薬にAGがあるわけではありませんが、気になる方はAGで治療してくれとおっしゃってください。



ご自身の飲んでいる薬にジェネリック医薬品があるか

かかりつけの医師か薬剤師にご相談ください。

以下のサイトでも調べることができます。

日本ジェネリック製薬協会運営
かんたん差額計算-JGA

金額に幅がありますが、安いのが粗悪であるというわけではありません。

いくつの会社がその薬を作っているのかなど細かいルールで金額が変わってくるだけなのでご心配をなさらないでください。

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ジェネリック医薬品普及を阻む問題

国は医療費をなんとかしようと2年毎の医療の法律の改定の度にジェネリックの普及を呼びかけています。

説明するのが面倒なのか未だに全てを先発医薬品で処方している病院が多数存在していることです。

病院内で薬の調整を行なっていて、薬剤師のいない施設にこの傾向が強いです。

これに関しては患者さんの方から医師へジェネリックで治療して欲しいとお伝えください。

また自己負担のない人や自己負担額の割合の少ない人が全て先発でくれと言う人も存在します。

この人たちの自己負担でない部分は全て国の医療費でまかなわれています。

つまりみんなの財布から負担していると思ってください。

変更のタイミングで調子が悪くなったと言われる患者さまが確かにいらっしゃいます。

これについてはいくつか理由が考えられます。

・患者さんのジェネリックに変わることに対する不安(思い込み効果)

・添加剤が変更になったことによる身体への影響

・変更のタイミングがたまたま病気の調子の悪さと合致

患者さんへの不安を取り除きつつ医療費削減のためにも、このような患者さんの場合AGに変更すべきです。

先発と製造・添加剤も同じであることを医師、薬剤師から説明して、納得いただく必要があります。

まとめ

=ではなく≒であるとしても、今後医療費については確実にどうにかしないと医療制度自体が破綻します。

ぜひジェネリック医薬品を使ってください。

先発しか飲まないと言ってる方もAGを使い、お薬代金を減らしましょう。

患者さんがご協力いただけるなら、医療を提供する側もジェネリック医薬品についてしっかり勉強する必要があります。

将来の子供達のためにこの国を助けてください🙇‍♂️

ではまたお会いしましょう☆

医療者は下記を参考にしてみてください。